Part1
一家心中のあった家
36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 10:06:33ID:ypTk0Q0b
杉戸と昭和の境にある一家心中のあった家に行って、憑かれた。
お払いして、また行ってみたら、一家心中した家の母だと思われる霊に、モロ睨まれた。
さいたま市の三橋地区にある島忠の近くの廃病院。
血まみれのメスとかベッドとかあって怖いです…。
簡単には入れませんね…。
これって何処だか分かりますか?
442 :チャッキー:2006/02/05(日) 20:28:32ID:OIdlvQl3
では、オフレポ。
まず、大宮で隊長と合流!
隊長の車に乗り込み集合場所の川越に向かう。
川越には予定より早く着いたが参加者全員、時間前集合する。
メンバーは全部で7人、車は2台体制で今回のミッションに挑む。
私はそのまま1号車に搭乗し出発した。
途中迷うはずのない道で道を間違える。
霊の仕業か?
だが科学の力で難なくコース修正!
道を間違いつつも現場のM湖には予定より早く到着する。
車から降り各自ライトのチェックやカイロの支給など支度を始める。
その時私は予想より寒いなと思いながら準備に励む!
周りを見るとみんな楽しそうに準備をしていた。
とてもこれから過酷なミッションに挑む雰囲気など微塵も感じられなかった。
っが、その時にレーダー担当が
「隊長、レーダーに反応が・・・。」
浮かれ気味だったわれ等に緊張が走る。
そして隊長の言葉、
「よし行くぞ!」
この言葉で我々は闇に向かって歩き出した。
これから始まる恐怖を知るはずも無く・・・。
つづく・・・かも
446 :チャッキー:2006/02/05(日) 22:32:20ID:MtIRp21V
んじゃ、続き!
湖までは両脇を森に囲まれた道しか無く
そこをまっすぐに進み始めた。
レーダーの反応の緊張からか隊員たちは
「何かこの森 ヤバクね?
何かいそうだな!」
などと話していた。
だが私はその時に他の隊員たちとはまったく違う事を考えていた。
「苦労して買ったこのマグタイプLEDライト、すげぇ~ぜ!
さすが単1電池3セル使用。車のヘッドライトよりも明るいぜ!
などと別の意味で浮かれていた。
湖に近づき右回りで湖を回る事に決まったが、その時もLEDライトすげぇ~っと
考えていた。
だが、浮かれていられたのもそこまでだった。
何故なら隊員の一人が急に
「ヴァ~、声が聞こえる!
唸り声が聞こえるぅ~、こぇ~よぉ~。」
と叫びだした。
その瞬間、全員が耳に意識を集中し声を探した。
「うぅ~、うぅ~って唸り声がきこえるよぉ~」っとパニクリ始めていた。
だけど私には声など聞こえなかった。
なのでジョーダンか?それともみんなを怖がらせようと思って・・・。
だが、隊員を見てマジビビリモードになってる!
こりゃ、ほんとに彼には聞こえるんだ!っと私は思い
1㌔先の針が落ちる音も聴きとてる耳に全神経を集中!
だが・・・
やはり何も聞こえなかった・・・。
このまま一人でもパニックに陥ると生還する確立がかなりヤバクなる
遭難だけは避けたいと思い、それらしい音を探す・・・。
最終的にはポンプから出る水の音がそれっぽく聞こえたので
水の音という事で解決したがもしかしたら本当に人が唸っていたのかも知れない・・・。
湖の周りを歩き始め体感で中盤くらいに差し掛かった頃
隊員たちも疲れが見えてきた。
会話も少なくなり始めた頃
「なあ、本当に道はあってるのか?大丈夫なのか?」
と、疑心暗鬼になりだす隊員が出てきた。
中には
「もう、元の場所には戻れないんだよ。
何処まで歩いてもこの場所から出られないんだよ」
などと言いはじめた。
だが私は、
「1本道だし迷うはずは無い。それより星が綺麗だなぁ~」
などとのんきな事を考えていた。
だがその時に更なる恐怖が隊員を襲う・・・。
続くかも
454 :チャッキー:2006/02/06(月) 12:26:12ID:dsRqPoyY
お昼だぁ。
>>川越隊員、大丈夫か?
俺も一応、検査を進める!
で、続き
だけど長文はもうメンドウなのでショートヴァージョン。
だがその時に更なる恐怖が隊員を襲う・・・。
何が起きたかと言うと
「何処かから悲しげな鈴の音が・・・」
この音は隊員の荷物のジッパーの金具の音という事で
話はまとまったが・・・。
私は思った、「この隊員、しかも音源とされる荷物の一番近くにいた
私には何の音も聞こえなかった、本当に彼の荷物の音だったのか・・・。」
その後、雰囲気のあるトイレを見つけるが誰もほとんど感心せず。
さらに虚ろな目をしたカバのような生物?を目撃し
超巨大なカメの目撃報告の看板を発見。
それ後、無事に出発地点に戻り車を確認すると車が増えてる。
一台はカプールと思われる車ともう一台が・・・。
通報またはトラブルは避けたいのでそそくさとM湖を後にして
M湖探索は終了!
隊員に怪我もなく敵前逃亡もなく順調であった。
S峠や秩父にはショートヴァージョンだし
私的に書く事が無いのでパス。
だが一つ気になった事だけ書いておく。
深夜、しかもサタデーナイトな深夜にたった一人でコンビニのレジを
していた女の人。
これ、別の意味ですげぇ~ヤバイんじゃ無いのかと思った。
赤い橋編は気が向いたら書きます。
これこそ短い文章でまとめる自信なし、もし一言で
言うなれば「激ヤバ」とだけ書いておこう。
最後に今回参加を躊躇した者よ!
次回はぜひ参加を熱望する。
たとえ怖くても熱い隊員たちがキチンとフォローしてくれるだろう!
臆する事は無い、さあ、後楽園で僕と握手!(死語)
完
大宮駐屯地
477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/15(水) 09:05:37ID:E71oboDY
大宮駐屯地は出るらしい。
朝鮮戦争時、米軍病院があり
化学学校の旧建物にホルマリンプールがあったそうだ。
当直してたら廊下で英語が聞こえたり
背嚢背負った米兵を見たってのも…
廃墟探検の腕を生かして侵入してみては?
517 :516:2006/03/19(日) 23:22:03ID:V30TuA22
川越じゃないけど
あと1つけっこう近場で強烈な処があったはず・・
俺の親の職場仲間(霊感アリ)が帰り道に通る坂道があんのよ
自殺者が多発してることで有名なんだけど(お花とかそえてあるらしい)
その人、会社の帰りにそこ通ったとき女性の霊連れて帰宅したんだってw(笑い事じゃないけど;)
霊感あるから連れてきたことに感づいて
そのまま霊感友達(勝手に名づけてみたw)の人の家に直行
霊感友達の家について言われた第一声がコレ「あんた連れて来たね・・」
その友達にジョレイ(?)説得(?)してもらったら
女性の霊が白い煙ぽくポワ~っといなくなったそう(多分、元の場所に戻ったんじゃね?)
そこめちゃめちゃド田舎なんだけど
なんていう処かわすれたから明日、親に聞くよ
518 :516:2006/03/20(月) 00:23:58ID:0KIHxMkz
連続スマソ
>>517の続き
親にきいたら場所は埼玉県内にある
川島って処から坂戸に通じる橋だった(坂道じゃなかったw)
それと自殺者が多いんじゃなくて例の若い女性が
飛び込み自殺はかった場所だそうだ(間違ってた個所あってスマソ;)
自殺者だから成仏できずにさまよっているんだと思う
それで親の職場仲間がお持ち帰りした経験があった
ちなみに新情報だけど、現在でも成仏してないから橋付近にいるって聞いたってさ
だからそこ通るとまた連れて来ちゃう恐れがあるから他の道で帰ってるとのこと
まぁ言いきったとこで申し訳ないねスレ3つも消費しちゃって
役に立てたかはわからんけど近場の人はいってみるといい
最後になるけどオフある時は参加したいかもww(まだわからんけど)
当方、桶川っす
やじま橋の展示場所に一番近い電話ボックス
524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/27(月) 21:19:48ID:BPXSd+HH
埼玉県春日部市のやじま橋の展示場所に
一番近い電話ボックスは、毎夜必ず2時に
電話のベルが鳴るそうです。
ところが、付近では、これは橋を架けるときに
人柱された一家の亡霊が電話をかけていると
言われていて、怖がって受話器を取る人がいないため、
しばらく鳴っているそうです。
この電話ボックスの近所の人々はこの”真夜中の亡霊電話”に
おびえ、ノイローゼになった人もいるらしい
夏休み前の終業式の後
988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 15:52:01ID:DM3x5qG1
俺が中学2年の時、夏休み前の終業式の後、クラス会でちょっとしたフリートークの時間を先生がつくった。
何でもいいから好きなことを話せと言われて、目立ちたがりだった俺はちょっと怖い話でもしようと手を上げた。
「あと5秒で目が覚めないとお前は夢から出られない!そういう声が夢の中で響いて最近寝るのが怖いんだ」
これは歳の離れた従兄弟に聞いた話だったが、さも自分の体験のように話した。
するとクラスで一番無口な女の子が真剣な顔で質問してきた。
「それで、いつもどうやって起きるの?」
従兄弟は怖い夢の話はしても、夢から目覚める方法は教えてくれなかったので、思いつくままに言った。
「夢の中でね、叫ぶんだよ、自分起きろ~って!」
授業が終わって帰り支度をしていると、件の女の子がやって来て、
「本当にそのやり方でいいのね!?」と念を押されて、俺は頷くしかなかった。
夏休みの間に転校していった彼女を見たのはそれが最後だった。
噂では転校先で亡くなったらしい。
神奈川県の某所
992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 19:14:56ID:DM3x5qG1
この話は私の友人Hが体験したものです。
神奈川県の某所にある、とても有名な霊感スポット(某外科病院跡地)で実際に起こった出来事です。
その日はとても蒸し暑い夜でした。友人Hは退屈をしており、暇つぶしに先輩2人を誘ってその霊感スポットへ行くことにしました。
夜中にそこに着くと先輩Aが「肝試しやろうぜ。」と言い出しました。
二人は内心イヤだと思いつつも弱虫だと思われたくないのでやることにしました。
それは、ジャンケンで負けた一人が建物の屋上の下にある丸い窓から顔を出して手を振るというものでした。
ジャンケンの結果言い出しっぺの先輩Aが負けてしまい、彼は恐怖に顔をひきつらせながら建物の中へと消えてゆきました。
残された二人が暫く窓の方を見ているとAが顔を出し手を振っています。
H:「すげー。いるよ、いるいる。」
先輩B:「ホントだ。でも...気のせいかなーちょっとAとはちがうみたいだけど。」
H:「そんなことないですよ。」
暫く手を振り続けた後Aの姿が見えなくなりました。Hは後ろに人の気配を感じ振り向くとそこには息を切らせたAが立っていました。
H:「帰りはずいぶん早いですねー。」
先輩A:「おい。嫌みかよ。上まで行こうとしたら階段が壊れてて行けなかったんだよ。」
H:「えっ...そんなー。だって俺たち見たんですよ。確かに先輩が手を振ってるの。」
先輩B:「人違い...?」
先輩A:「それはないよ。だってあの窓の後ろは全部崩れてて人が立つ場所なんて無かったはずだぜ。」
H:「じゃあ、あれは一体....」
Hが指を指す方を見ると、窓の外に身を乗り出している人がいました。
今度は手招きをしながら......
お婆ちゃん子
993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 19:21:54ID:DM3x5qG1
私はお婆ちゃん子でした。
両親が共働きでしたし、一緒の家に住んでいたので
私は小さい頃から祖母にはずいぶんと甘えましたし・・・
祖母も孫の中で私が一番可愛いと
二人きりになった時にはよく言ってくれました。
しかし
人には必ず寿命があり、どんなに大切な人にもいつかは必ず死が訪れます。
そして
祖母が死んだのは私が高3の夏の事でした・・・
私は一週間くらいは泣き続けたのを覚えています。
その年の冬の事です。受験勉強で疲れていた私は
夜中に何かの気配でフト目が覚めてしまいました。
枕元を見ると祖母が着物を着てチョコンと座っています。
すぐに、幽霊だと気がついたのですが不思議と怖くありません。
祖母は生前の様な優しい顔で私を見つめていたからです。
「おばあちゃん。」私は声をかけました・・・
994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 19:22:32ID:DM3x5qG1
すると祖母の霊は私の頭の中に語りかけてきました。
「生前、悪い行いをしたので成仏するには一番可愛がっていた
身内を道連れにしなければならない・・・」
そんな感じの意味が頭を駆け抜けた瞬間!
祖母が私の首を掴むともの凄い力で引っ張ります!!
私は声を出そうとしたのですが、首を強く締められているので声はでません。
頭の中で
「お婆ちゃん!やめてくれ!お婆ちゃん!」と何度も念じていました。
しかし、祖母の両手は力を緩めませんでした。
気が遠くなる瞬間に頭の中で
「ちぇ!」と汚く舌打をするような意味が聞こえたと思ったら
私は気を失ってしまいました。
気が付くと両親が私の部屋にいました。両親に言わせると
大きな物音が聞こえたのので部屋に入ると
私が白目をむいて口から泡を吹いていたと言うのです。
あの日以来、祖母の霊が二度と私の所へ来る事はありません・・・
そして
私はこの話を誰にも・・・両親にさえも話していません・・・
しかし
テレビ番組で霊能者がよく先祖の守護霊だとか
祖母の霊が守っていると神妙な顔で話しているのを聞くと・・・
「何を言うかぁ!偽物霊能者め!」
と思ってしまいます。
学園祭の準備
995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 19:29:08ID:DM3x5qG1
英語を教えていた女性教師が、数年前にアメリカに留学していた時の事、
夜中(10時ぐらい?)に電話が鳴り、とると留学先の大学の友人からだった。
「明日の学園祭の準備が終わらないから手伝ってくれない?」
というものだった。先生は手伝う為に夜の大学へ行き、友人が作業をしている
現場へと急いだ。
途中、近道の為に体育館の中を通っていたのですが、ふとステージを見ると、
掃除のおじさんが暗闇の中で黙々とモップがけをしていたそうです。
おじさんに英語で軽く挨拶を済ませると、先生は友人の所へつきました。
「こんな夜中に、体育館で掃除してたよ。」
「え?見たの?掃除のおじさん、あそこで首吊り自殺してるんだよ。」
古びた冷蔵庫
996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 19:31:20ID:DM3x5qG1
私が中学生になった最初の夏休み、我が一家が、岡山県笠岡市という電照菊
(夏の間、夜でも明かりを点けて栽培する菊)の産地に、中古の一軒家を買い移り住んだときの話です。
夏休みも終わりのころ母が電気代の明細書を見ながら、「おかしいわねぇ、前よりも電気代が高いのよ。」と
ぼやいています。その夏は例年より涼しく、クーラーをつけなかったにもかかわらず、引っ越す以前のそれよりも多少オーバーしていたのです。
私が高校生になってもその現象は続いており、特に夏の間に顕著に現れていました。
そんな頃、「あの隣にある電照菊のビニールハウスが怪しい。」と父が言い出しました。
そのビニールハウスは私達が住んでいる家の大家さんのものであり、その大家さんが、電気を盗んでいるのではないかということでした。
それから2、3週間後の日曜日、父は屋根裏に登り家内の電気の配線を調べだしました。
「おい、このコードは何だ!」と興奮した様子で父が叫びました。
そのコードは、屋根裏から通風孔を得て、雨樋に通じ、地中に埋まっていました。
その日のうちに父と僕は、そのコードは、隣のビニールハウスに通じているのだと思いながら庭を掘り始めました。
するとどうでしょうか。そのコードは再び我が家の和室の下へと通じていたのです。その和室の畳をはがし、地面を掘りました。
50cmも掘ったでしょうか。
なんと、そこに現れたのは古びた冷蔵庫だったのです。
父は、その冷蔵庫を開けました。
「うっ、く、臭い、、、」そう聞こえたのと同時に私の鼻にも、吐き気を催すような異臭が飛び込んできました。
「T也(私の名前)、見ちゃだめだ!」と言い父は冷蔵庫の扉を閉めました。
その日のうちに警察がかけつけ、騒がしくなりました。
後から聞いた話によると、冷蔵庫の中に、生まれたばかりの赤ちゃんの死体が入っていたらしいのです。
今はその家を引っ越して新しい家に住んでいます。あなたも中古住宅を買う際には気を付けた方がいいかも、、、
地方のホテル
997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 19:35:42ID:DM3x5qG1
とあるサラリーマン氏が出張で地方のホテルに宿泊した時のこと。
寝つきが悪いのでビールを一缶開けて、どうにか眠りにつくと不気味な夢を見てしまった。
それはロングヘアーで血まみれの生首がサラリーマン氏の体を目がけてどんどん天井から迫ってくる悪夢。
あまりの怖さに夢の中で絶叫しながら目覚めた。
ここで普通ならすぐに目を見開くのでしょうが、
「目覚めたら本当に生首が天井からぶら下がっていた」
と言う話を聞いたことがあるので、必死で気持ちを落ち着けて目を瞑ったままベットサイドの
ルームライトのスイッチを探った。
確かこの辺だと指を這わせると、誰か別の人の手と接触。
それは恐ろしく冷たい女性の手でした。
飲みかけの缶コーヒー
998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 19:38:41ID:DM3x5qG1
深夜、このコーナーの話を読んでいました。傍らには飲みかけの缶コーヒーを
置いていました。舞姫さんの”壁の血痕”という話を読んでいたときです。
どこかから「もう少し・・・。も、もう少し・・。」という力はこもりながらも
この世のものではないかのような、とぎれとぎれのうめき声が聞こえてきました。
「もう少し・・。」繰り返されるその声は、何処から聞こえてくるのかは
分かりません。けれど、明らかに聞き取れる声で「もう少し・・。」そう
言っているんです。恐怖心のあまり、それをごまかそうと大きな声で「もう
少しって何が!!」などと叫びましたが「・・・・」何の返答も無し。
約30秒ほどの沈黙の後、「もう少し・・・。」また繰り返されます。
気が付いたのですが、その声は段々と近づいているようにも思われます。
「もう少し・・。」意外な程近くでその声が発せられていることに気が付きました。
缶コーヒーでも飲もうかと手を延ばした瞬間、その缶コーヒーの飲み口から
青白く細く長い指が、中から外へ出ているのです。それも出ていると言うより
重力に逆らい指一本を飲み口に引っかけて缶の中を登ってくるかのようでした。
驚いて、缶コーヒーごと床に投げつけました。「・・・・・」
静寂の後、飲み口から中のコーヒーが流れ出ています。
もう少し。あの声はあの世から、現世へ出てくるため霊界の扉を突破するための
声だったのでしょうか?