５年程前に中木の民宿に泊まったときのこと。
その日は自転車で松崎まで上がる予定になっていたので
バス道路まで出るにはどう行くのが楽か、宿の人に聞いてみた。
そしたら
「新道を行くのが楽でいいけれど、路の途中でこないだ
焼身自殺した人がいたから気味が悪いよ」といわれた。
なんでも、ドラム缶の中でガソリンかぶって火をつけたそうな。
古い路を行こうと思ったが、古い路は砂利道で傾斜もきつく
自転車だと途中担いで上らなければいけないところもあるらしい。
荷物は多かったし彼女（現妻）連れだったし、しかたなく
彼女には事を話さずに新道を登った。
確かに途中の草むらにドラム缶が転がっていた。
さすがに立ち止まって中を覗き込んだりする勇気はなかった。
彼女にも何も話さず黙ってそこを通り過ぎたのだが
その場所を過ぎたあたりから午前中元気に泳いでいた彼女が
「気持ち悪い、吐き気がする」と言い出し、
バス道路に出たあたりでとうとう吐き戻してしまった。
そのうえ「おなかが痛い」と言い出し、いきなり生理が始まってしまった。
そんな時期でもなかったのに。
あれはいったいなんだったんだろう。

怖い話には関係ないけれど、神津七滝付近の
いろんなお風呂がある某日帰り温泉はちょっと注意です。
混浴で女性は水着を貸し出してくれるのだけど
洞窟風呂にはくれぐれも用心してください。
脱衣所が分かれているので洞窟内は別浴だと思って水着を脱ぐと
中は思いっきりつながっています。
妻は洞窟を進んでいったら目の前に突然知らないおっさんの尻が現れて
大変驚愕したといっていました。
ほとんどの人が（男も女も）油断して水着を脱いでしまうそうです。
洞窟風呂は子宝の湯だったりするので巨大な張り型が祭ってあったりして
雰囲気も大変に怪しい。